百八体流灯祭が行われました(2024-08-17 10:05:31)
令和6年8月16日(金)、お盆恒例行事「百八体流灯祭」が行われました。
百八体はお盆の送り火で300年の歴史がある地域の行事です。
太平洋戦争で中断していたこの行事は昭和36年、当時の観光協会により復活され今日に至っています。
現在は直径70cmの鉄製の金網皿を3本支柱で支えられた物に薪(3束)を入れた物に地元の町内会が点火をするのですが、当時は燃し木を井桁に組んだ物に消防団が点火したそうです。
今年も地域の力で無事、開催できました。
灯篭流しは新盆の方を中心に亡くなられた方を忍ぶ行事でしたが、最近は誰でも参加できるイベントとなり、地域や保育園に配布した物以外に当日、本部で購入し流す方が増えています。
長浜灯篭流しはビーチからの放流です。協会スタッフや常任理事のほか、毎回、ビーチクラフト協会の皆さんにお手伝い頂いています。
今年は台風7号の影響で南側ビーチはウネリが残っており、波が穏やかな熱海側ビーチからの放流となりました。
予報の風向き(北西)とは異なり西風となったため、ビーチクラフト協会の皆さんは、波打ち際で灯篭を受け取り、胸の深さまで入って放流してくれました(感謝)。
台風の影響で下多賀の池田港からの放流が難しくなり、今年は長浜だけの灯篭流しとなりましたが、約300基の灯篭が放流されました。
8月16日は、対岸の大繩で網代温泉の花火大会も開催されます。
長浜ビーチで午後7時から「灯篭流し」、8時から「かがり火点火」、8時30分から「網代の花火大会」が予定通り開催されました。
網代の花火大会も台風の影響でいつもの打上場所(3ケ所)が、台風で避難した船で使用できずマリンホール側の「1ケ所」のみとなり、全て斜め打上となったようです。
見せ場の空中ナイヤガラが少し低めで広がりがなかったですが、風向きも良く、長浜側からもに見ることができました。