ヒマラヤザクラ(2023-11-21 07:28:53)

 ヒマラヤザクラは、昭和42年8月、当時東京大学に留学中のネパールのビレンドラ元国王(当時は皇太子殿下)が伊東市をご訪問されたおり、熱海植物友の会の3人(内田勇次、忍田 中、角田春彦氏)が熱海の桜・梅の種子を献上したところお喜びになられ、その返礼として昭和43年5月に初代駐ネパール特命全権大使(吉良氏)が帰国にあたり、殿下より託されたヒマラヤザクラの種子約900粒が贈られてきたものです。
 この種子を昭和43年7月に、熱海市下多賀の市営熱海農場で播種、育成した結果約300本の発芽を見たが、害虫や寒さのため開花したのは60本でした。

 現存する原木は、県立熱海高等学校門前下の法面に1本のみで、その穂木を育成した木は市内に数本あります。

  • 親水公園
  • 多賀中裏の斜面(2本)
  • 月見ガ丘公園(1本)
  • 長浜海浜公園(25本)
  • 四季の道(展望台付近:2本)
 
2023年の開花状況
11/13の熱海高校下の親木
11/13の熱海高校下の親木
11/16長浜海浜公園
11/16の長浜海浜公園
11/20多賀中裏
11/20の多賀中裏