百八体流灯祭が実施されました(2022-08-17 12:09:42)
8/16(火)百八体流灯祭が長浜ビーチを中心に開催されました。
百八体自体はお寺などにあるローソクを差す仏具のですが、多賀地区ではお盆の送り火の行事をさします。
昭和38年8月の市内新聞よると、百八体は300年の有するお盆の精霊供養の行事で、太平洋戦争時に一時中止されていたが、当時のシーサイド熱海観光協会により復活されたそうです。
当時は山から切り出してきた燃し木を井桁に組んで火を点火したそうです。
今回は上多賀地区と中野地区の町内会の皆さんにより午後8時に点火されました。
なお、午後7時30分に灯篭流しが始まりました。
上多賀地区は「長浜ビーチ」から、下多賀・中野地区は「池田港」より放流されました。
長浜ビーチでは風向きにより放流する場所が変わります。今年は「南西~南南西」(山伏峠方向からの風)だったので、ビーチ伊東側(南側)からの放流としました。
午後7時過ぎから三々五々、灯篭をもった方が砂浜に設置した「青いLED」に導かれて、波打ち際に集まってきました。
波打ち際から放流すると波でひっくり返ってしまうため、時間はかかりますがSUP体験教室やビーチクラフト協会のスタッフが腰まで水につかって丁寧に放流しました。
風向きも幸いして近年になくきれいな放流ができました(感謝)。